当院では、夜寝ている時や朝方にふくらはぎや土踏まずのところがつって困るという患者様が多いです。
では、なぜ「つる」のか?
血流が滞ると筋肉が固まり足がつる原因となります。
「つる」とは、足や手などの筋肉が伸縮バランスを崩してしまうことで、
異常な収縮を起こし、元に戻らない状態をいいます。
夜中によく足がつる、激しい運動など何もしていないのに突然足がつる、姿勢を変えるだけで頻繁に足をつってしまうそんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
実は足がつる原因は足だけでなく体の色々なところに原因があります。
特にその中でも多い原因のひとつが腰痛です。
何年、何十年も腰痛に悩まされ、歳をとってから足がだるくなった、疲れが取れない、突然足がつるようになったという話をよく聞きます。さらに痛みが強く出る、突然しびれが出だしたと訴えられる方もおられます。
特に腰の負担が大きい方は、体の上半身の重さ、バランスを骨盤(体の土台)で支えられなくなり、膝、ふくらはぎの筋肉に余計な負担がかかり下半身に力が入りやすくなります。
これは下半身だけで全体重を支えている状態になり、ふくらはぎが大きく疲労してしまいます。
そうなると下半身全体の血液の流れが悪くなり、夜中に足がつる、姿勢を変えると突然足がつるといった状態になります。
なので足がよくつる方はまず腰周辺の施術が必要なのかもしれません。