1.生活リズムの乱れ
例えば、仕事や趣味に没頭して寝不足になってしまう、週末だからと昼夜逆転の生活をしてしまう、寝溜めをしてしまう、食事の時間が不規則などを繰り返してしまう場合。
このような生活を続けていると、睡眠に重要な体内時計のリズムが崩れてしまい、睡眠時間帯が乱れやすくなります。
2.ストレス、緊張、不安がある
これらは睡眠の質を低下させることが多く、健やかな眠りを妨げる可能性があります。
落ち着かない状態が続くと脳を覚醒させる交感神経が活発になってしまいます。
眠れないことに焦りを感じて、眠ろうとすればするほど、逆に交感神経が活発になり、眠りにくくなってしまうこともあります。
また、ストレスは自覚なく蓄積している場合もあります。
昔よりもたくさんのニュースや情報を昼夜を問わずにキャッチできてしまうため、知らないうちにそれらの情報がストレスとなっていることもあるそうです。
3.寝る直前の行動
寝つきの悪さに大きく関わってくるのが、自律神経の変化です。
本来、寝る前に副交感神経の働きが優位になることで、眠気が起こります。
しかし、交感神経が優位になるような刺激が加わると、脳が勝手に興奮状態となり、睡眠に悪影響を及ぼします。
寝る前に
・激しい運動
・熱いお湯での入浴
・明るい光を見る(スマホ、テレビ、明るすぎる照明など)
・カフェインを摂る
・過度な飲酒や喫煙
これらの習慣を続けていると、眠りづらくなると言われています。
改めて、寝る前の行動を見直してみるのも良いかもしれません。
4.寝室の環境
室温や湿度、騒音、光や照明、寝具などの寝室環境は、寝つきや睡眠の深さに影響します。
人によって小さな光や電話の音、車の音などでも起きてしまう場合があるため、ご自身に合った環境を整えてみてください。