腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、膝の外側にある腸脛靭帯が炎症を起こすことで、膝の外側に痛みを感じる状態です。特にランナーやサイクリストに多く見られます。鍼灸は腸脛靭帯炎の症状を和らげるために効果的な治療法の一つとされています。
鍼灸が腸脛靭帯炎に与える効果:
- 痛みの軽減:鍼灸は、痛みを和らげるために神経系を調整し、痛みの伝達を抑える効果があるとされています。鍼を特定のツボに刺すことで、エンドルフィン(体内の自然な痛み緩和物質)の分泌を促進し、痛みを軽減します。
- 炎症の抑制:鍼灸は体内の血行を改善し、炎症を抑える働きがあります。腸脛靭帯炎の場合、膝周辺の血流を良くすることで、炎症が和らぎ、腫れや痛みの軽減が期待できます。
- 筋肉と靭帯の緊張緩和:腸脛靭帯炎では、腸脛靭帯に過剰な負荷がかかり、その周りの筋肉や組織が緊張することがあります。鍼灸は筋肉や靭帯の緊張を緩和し、可動域を改善する手助けをします。
- 血行促進と回復力向上:鍼灸は血液循環を改善し、栄養や酸素がスムーズに筋肉や靭帯に届くようにするため、回復を促進します。これにより、腸脛靭帯の治癒が早まることがあります。
鍼灸治療の方法:
- ツボ選定:鍼灸師は腸脛靭帯炎に関連する部位(膝、外側の太ももや股関節周辺など)に鍼を刺すことが一般的です。また、炎症を軽減するためのツボや、痛みを抑えるツボも選ばれます。
- お灸との併用:場合によっては、お灸を使用して温熱効果を加え、血行をさらに促進させることがあります。
当院では痛みがある膝の治療だけでなく、全身の治療を行うことで早期改善が見込めます。治療だけでなく、セルフケアとしてストレッチ等をお伝えし、再発防止にも努めます。腸頸靭帯炎は、運動している方にとって辛い症状です。復帰を早める為にも、まずはご相談ください。