膝の痛みについてご説明をいたします。
膝の痛みは主に2つあります。
1.痛みが出た負傷原因がハッキリしている膝の痛み(ケガ)
2.痛みが出た負傷原因がはっきりしていない膝の痛み(障害)
今回はこの「痛みが出た負傷原因がハッキリしている膝の痛み(ケガ)」
について説明をいたします。
スポーツをしていて、相手と接触しその後立ち上がれないほど痛みが出たとします。
その際に膝のどのような部位を負傷するかと言うと、
◎半月板
◎骨
◎靭帯
◎筋肉
◎毛細血管
これが主に接触により損傷する組織です。
その損傷組織に伴い出てくる症状は様々です。
膝の大切な靭帯である前十字靭帯だと膝ががくっとするような症状が出現します。
半月板の損傷だと、膝が曲げづらい、曲げ伸ばしの時に引っ掛かる感じがするなど。
毛細血管を損傷すると皮膚に青あざが大きく出てきます。
膝の中の病態がある場合は膝の前側が腫れぼったい感じがしてきます。(膝関節水腫or血種)
つまり、ここでお伝えしたいのが損傷組織に伴い出てくる症状が変わってくるということです。
なので膝の痛みと言ってもまずは
1.痛みが出た負傷原因がハッキリしている膝の痛み(ケガ)
2.痛みが出た府書原因がはっきりしていない膝の痛み(障害)
どちらなのか・・・
次に損傷組織はどこなのかを特定する。
こういったことを患者さんも理解しながら施術することが膝の痛みを解決する近道なのかもしれません。(症状によっては整形外科での精密検査をおすすめします。)
当院ではそこに合わせた体操指導や日常生活指導を行っております。
膝の痛みでお困りな方がいらっしゃればぜひお越しください